私が初めて心療内科の門をくぐったのは今から24年前になります。
長男の出産後に、予想外の出来事が続き、睡眠がとれなくなったことが最初の原因でした。
今から24年も前なので平成5年くらいになるわけですが、現在のように「心療内科」という病院は殆どなく、「神経内科」「精神科」が主流でした。
私の最初の症状としては、
①夜、寝られない
②何もする意欲がわかない
③体がだるい
が続き・・・
さらに
④微熱が続いた
⑤食べても味がしない
⑥生きていることがしんどい・・・・・
が続きました。
私の場合は、微熱が3ヶ月以上続きましたので、病気なのかもしれないと、病院で検査しました。
しかし、脳外科でMRIをとっても、脳に異常もなく、産婦人科を受診して検査しても、異常がなく…。
なにか病名がつけば静養もできるであろうに、どこも異常がないのですから、家族や周囲からは
気合いが足らないとか、怠けているように思われていました。
理解を得られないことが何より辛かったですね…。
1番身近な家族の理解・協力がないことの辛さは、誰より分かります。
これらの実話は、長くなりますので(笑)、今度出版する本の方に書き記したいと思っています!
私と同じような苦しい思いをされてる方々の参考になって貰えたらと考えています。
17年間うつ病を患い、うつの薬も長年飲んできて、心療内科にもうつの薬を飲みながら医療事務で勤務した私だから分かることは…
心療内科に行こうか悩んだ時には、まずは信頼できるカウンセラーに相談してみることをお勧めします。
無防備な状態で心療内科の門をくぐると、薬の弊害に私のように17年間も辞められず苦しむことになるからです。
心療内科では、残念ながら・・・患者の心の病を治そうとはしてくれません。
夜寝れないと言えば、睡眠導入剤を処方し、
心が不安ですと言えば、意欲を上げる薬を処方し、
薬を飲むと便秘すると言えば、下剤を処方してくれます。
肝心の心療時間は初診は15分〜20分くらいは診てもらえますが、再診からは5分程度になります。
今の状態を聞いて、不都合なければまた同じ処方箋を出します。
この繰り返しで、心の病は到底治ることはありません。
心の悩みや不安、緊張、恐れ、焦燥感、無気力、は何が原因かを探り、この原因に手をつけなければ何も変わりません。
よく、職場を変えたり、職場を辞めたから治りました!という方がいらっしゃいますが、これは一時的に回避しただけなので、また似たような状況がきたら、また再発します。
カウンセラーに話すよりも、身近な両親、兄弟、友達に話を聞いてもらえるから大丈夫という方がいらっしゃいますが、身近な家族や友人は場合によっては、「共依存」の場合があるので、気をつけなければなりませんね。
何れにしても、心療内科に行く前に
①信頼できるカウンセラーを探して、相談してみる
それでも改善されず、
↓
②睡眠時間がとれない
食事がとれない
お風呂にも入れない
などの日常の最低限の生活ができず、支障をきたすようになってしまった時には
心療内科の門をくぐることは、躊躇わず、受診されて下さい。
※画像の薬は睡眠導入薬「レンドルミン」です。
比較的軽めの薬で持続時間は6時間くらいです。