執着を抱え込んでいませんか?

執着を手放すって、意外に難しいです。 私もたくさん執着を持っています。 今もまだ執着を手放している途中です。 多分、死ぬまで執着しているものはあるかと思いますが。 執着の種類や程度は変わっていくと思います。 私が手放すのが難しいと思う執着は、 ・人への執着 ・自分の価値観(こだわり)への執着 人の執着は、 親子間や夫婦間も親しいだけにあるかと思います。 自分の思い通りにならないことに腹が立ってみたりという経験はありませんか? 共依存も執着と言えます。 親と子に多いのですが、お互いに依存しあっているので、執着がより生まれます。 そして、自分がこだわっている価値観を手放すことも、なかなか難しいです。 みんなそれぞれに価値観か違うので、譲り合ったり、自分の価値観を押し付けるのではなく、 私はこういう価値観を持っているけど、あなたはどんな価値観を持っていますか? と尋ねあえる関係が築け、お互いに折り合いをつけれるようになれば、争いや喧嘩など感情のぶつかり合いも減るのではないでしょうか? あ!私、こんなこだわりがあったんだ!と気づいた時がチャンスです。 例を上げると、墓参りは絶対するものという価値観を持っている人と、一方では墓参りなんかしたこともないという人。 先祖の供養をしないと、バチが当たる、子孫の繁栄がないと頑なに信じているとします。 でも墓参りの帰りに時間に追われて、心に余裕もなく、体も疲弊していて、事故にあったとしたら? もともこもありません。 墓参りなんかしない人の方が元気に過ごしているんですから。 墓参りにいくと、心が穏やかになり心から行きたいという気持ちから行くのはいいと思います。 しかし、バチが当たるから、私しか参る人がいないから、と義務感や責任感や、自責の念の気持ちから参るのであれば、心や体に負担がかかるのです。 ご先祖様も、喜んでないかもしれません。 心も体も元気に過ごしてくれている方がご先祖様も嬉しいのではないでしょうか? そして時に、懐かしく思い出して貰う方が嬉しいかもしれません。 今一度、自分の心に問いかけて行動する癖をつけてみてはいかがでしょうか? 私も、心がけています。 是非、色々な執着を手放して、一緒に軽やかに楽に生きて見ませんか?