皆さんはご存知でしょうか？
鉄不足からうつ病と似たような症状が出ることがあるんです。
以前の私もそうでした。
何故かというと…
鉄は、神経伝達物質の
ドーパミン
ノルアドレナリン
セロトニン
を作る酵素を補う働きをしているのです。
因みに
ドーパミンは、快楽を作る神経伝達物質です。
ノルアドレナリンは、やる気を作る神経伝達物質です。
セロトニンは、心を安定させる神経伝達物質です。
十分な鉄がないと、これらの
ドーパミン
ノルアドレナリン
セロトニン
が必要なときに作られず、うつ病のような精神症状が出てしまうのです。
簡単にいえば、
鉄不足だと
やる気が出ない
喜びを感じない
感情が不安定
などの症状が出てしまうのです。
ここで注意することは、
このような症状（やる気が出ない・喜びを感じない・感情が不安定）があり心療内科や精神科を受診したら
うつ病と診断されてしまいます。
ぜひ、心療内科や精神科を受診した時には血液検査も併せて受けることをお勧めします。
ここでさらに大事なことがあります。
大抵の血液検査の鉄の検査といえば、
ヘモグロビンの数値のみを見ます。
私自身もヘモグロビンの数値は12くらいで標準でした。
しかし、ここが落とし穴です。
体に蓄えられた鉄である貯蔵鉄の数値が重要です。
貯蔵鉄が減少している状態のことを、潜在性鉄欠乏ともいいますが、一般の血液検査では分かりません。
何故、貯蔵鉄が重要かというと、
血液中の鉄が必要なときに不足していると、貯蔵鉄から鉄を供給する仕組みになっていますが、貯蔵鉄が十分にないと、鉄の不足を補えず、
ドーパミン
ノルアドレナリン
セロトニン
などの神経伝達物質を効率よく作ることができなくなるからです。
この貯蔵鉄は、血液検査で「フェリチン」の数値を見ないと分からないのです。
私はこのフェリチンの数値がとても低かったのです。
フェリチンは、
婦人科の問題を抱えている人
妊娠中や産後の方
菜食主義の人
ダイエットをよくする人
肉を食べない人
サウナが好きな人
などの人が不足することが多いと言われます。
私はまさにフェリチンの数値を測った時は、ダイエットをしていました。
適切な食事をすることも大切だということですね！
私は、おかげさまで今はヨサに入っているので、ダイエットをすることもなく、玄米酵素を取り入れ食事にも気を配るようになり、心も体も健康に過ごしています。
感謝致します。