心療内科に行く前に気をつけて頂きたいこと

IMG_0769 私は医療事務の資格を持っています。 以前に心療内科の医療事務をした経験があるんですがここでの経験があったからこそ、うつ病の薬を止めるきっかけになったと思っています。 心療内科に医療事務で入った頃には、うつ病歴15年くらいで、だいぶうつ病自体にも慣れていたので、薬を加減したりしてました。 薬をかなり減らしてはいたのですが、なかなか断薬には至らない状況でした。 なので、他の心療内科を受診し薬を服用しながら、そこの心療内科で医療事務をしていたわけです。 そこの心療内科は、かなり人気の(笑)心療内科で土曜日は1日に80名くらの患者さんがいらっしゃってました。 ということは、1人あたりの診察時間は3分程度しか取れない状況で、医療事務の方はてんやわんやな状態で仕事してました。 私が薬では心の病は治らないとストンと落とし込めた事件がありました。 ある日、警察から電話がかかったのです。 こちらの病院に通院してた患者さんが自殺したということで、医師の話を聴きたいとの内容でした。 私は医療事務の仕事上、その患者様のカルテを見てましたので、とてもショックを受けました。 最初に来院された頃は、心の病があるようには見えなく、爽やかな希望に満ちた好青年という印象でした。処方も軽い薬でした。 真面目に通院もされていて、快方に向かうと信じて疑わなかったのですが、だんだん通院回数が増えてきて、薬も増えてきました。 でも診療時間は相変わらず短いまま…。 もっと話を聞いてあげたらいいのに…。 いつも思ってました。 自殺前には、最初の頃のような好青年ではなくなり、覇気がなく辛そうでした。 私は、もしかしたら話をじっくり聞いてあげて、悩みや不安の根源を解消をできていたなら、あと考え方を変えていたら救えた命ではないのかなと思いました。 この出来事から、私は心療内科に通っても、うつの薬を飲んでも心の病は治ることはないと確信しました。 この体験がきっかけで、薬を断薬する決意を固め、心の勉強をして、心を変えようと挑戦しました。   心療内科に行こうか悩まれている方には、心療内科に安易には行かないで信頼できるカウンセラーにまずは悩みを相談していただきたいと切に思っています。   うつ病を17年間経験し、克服できた私だからこそできる傾聴カウンセラーに徹して、日本から心の病をへらせるようにお役に立ちたいと考えております。