薬を飲むことはいけないことと思うと苦しい

image最近のクライアントの相談でとても多い悩み

「薬を飲むのは良くないから、辞めたいけど、辞める方法を教えてください」

 

そして「薬を飲むことは良くないと分かっているけど、飲まないとしんどい」

 

特に抗鬱剤や抗不安薬を飲まれてる方は、薬を断薬したけど、調子が悪くて困っている方がとても多いです。

 

昨今では、簡単にネットで調べられるのでご自分で検索して自分に合っている方法か分からないまま、そのやり方をして、逆に調子が悪くなってしまったという声を聞くことが増えました。

 

1番おすすめなのは、信頼できる医療機関にかかって少しずつ減薬をしていく方法が禁断症状も少なく成功率も高いです。

 

しかし、あくまでも医療機関ですから、心をうんぬんということではないので、時間もかかることもあるかもしれません。

 

薬を飲むと毒だからと強く思いすぎ、症状が悪化して、こじれて逆に良くない結果を招くこともあります。

 

 

脅迫概念が生まれ、「〜しなくてはいけない」と逆にストレスになり、さらに深刻な状況を招きます。

 

私は、そちらの方が危険だと考えています。

 

 

私は17年のうつ病闘病を振り返り、

痛感しているからです。

 

 

早寝早起きしなくてはいけない

外に出て日光を浴びることがいい

砂糖を摂るのは良くない

マイナスに考えてはいけない

お酒は身体に悪いから我慢しなくてはいけない。

仕事しなくてはいけない。

解毒しなくてはいけない。

食事を気をつけなくてはいけない。

運動しなくはいけない。

身体に良いことを、しなくはいけない。

身体に悪いことをしてはいけない。

 

など、どんどん自分を追い込むのは逆効果になります。

 

今、

断薬のすすめ

摂ると良くない食べ物

摂ると良い食べ物

 

などネットも加速し、情報に振り回されることが増えました。

 

もちろん、余裕があれば気をつけるにこしたことはありませんが、

 

私の経験上、何よりした方がいいことは

 

自分が一番楽しいと感じることは何なのか?

何ができたら1番嬉しいのか?

自分が死ぬ時に、できてないことで1番後悔することは何なのか?

 

というように、本当の自分を知ることだと考えています。

 

私が行っているカウンセリングでは、そのことに気づいて貰えることに力を注いでおります。

 

毎日のやる事に追われて、意外と本当の自分に気づかず過ごしていることが非常に多いのです。

 

自分を知ることに時間とお金を使ってみられることは無駄なことでしょうか?

 

私は、心の病やうつ病を寛解(完治)する上で1番重要なことだと考えています。